さくらのソーシャルワーク日記

社会福祉士さくらが思ったこと感じたこと

ソーシャルワーカーは問いから始めよ【読後抽象化#6】

読んだ本:問いからはじめる社会福祉学有斐閣ストディア)
 
■ファクト
・他者に対して開放的にも抑圧的にもなりうる。
↓したがって、
ソーシャルワーク脆弱性に関する認識と理解が大きな役目を果たす
→社会的に少数派の人々、他者(自分の思い通りにならない存在)+他者の尊重
・目的が生命、生活の維持、存続、向上を左右する重要な事柄であれば、

その追求条件(能力、資源、機会、環境)を欠くことは、

不利
・福祉事務所のソーシャルワーカー自身が市民の不信を生み出している現実
・利用契約制度←→措置=行政処分・決定=行政の権限(受給権者に利用や契約の権限なし)
・目指すべき方向は縁側
 
■抽象化
・福祉を一般市民から解放した
・コミュニケーションとはいかに伝わっていないかの自覚が全ての始まり
→doubringの考えと、認識という点で似ている
・単に福祉事務所の職員を批判しただけでは解決しない重い問題
パターナリズムにつながる問題。非対称性、対等ではない
・シェアやciftも似た考えか?
→成熟した人を求めるという点で違う
 
■転用
・市民がソーシャルワーク脆弱性を認識し、社会福祉を身近なものとして縁側社会を目指していくためにはどうすべきか考えていく