さくらのソーシャルワーク日記

社会福祉士さくらが思ったこと感じたこと

手をつなぐ育成会にはがっかり

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これはもう標題のとおり。

当事者が組織委員会に忖度してどうするんだろう。

 

(以下引用)
 本会としては、すでにオリンピックの開催が直前に迫っており、小山田氏も公式に事実を認め謝罪していることも勘案して、東京2020オリンピック・パラリンピック大会における楽曲制作への参加取りやめまでを求めるものではありません。

小山田圭吾がしたことと、これからの健常者教育

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このいじめ問題で社会的に責任を取るべきなのは、小山田本人であることは間違いないが、私は、現存すると思われる、いじめの舞台となった学校にも大きな責任があると思う。


本来であれば、インクルーシブ教育の中で、健常者、障害者がお互いに多様性を認めて、豊かな人間性を育むべき環境づくりを目指していたのだろう。


インクルーシブ教育で勘違いしていけないのは、健常者にとっての情操教育、道徳教育のようなものであってはいけないということだ。


一方、障害者にとっても、普通の教育が受けられる環境が手に入ったことだけを喜ぶべきものでもないということだ。


あえて言う。

インクルーシブは、健常者の教育の場である。

つまり、健常者が障害者から教えてもらう。あるいは、仲間に入れてもらう場であると考える。

逆なのだ。

障害者が先生、障害者が上なのである。

 

なぜか。

多様性を育むということは、お互いの違いを尊重することである。

障害者はこれまでに嫌というほど健常者に合わせることを強制されてきた。

したがって、健常者の世界における価値判断などを今更教わる必要もない。

 

お互いの違いを知らないのは健常者の方であり、インクルーシブ教育においては、健常者が障害者に教えてもらうという姿勢が必要不可欠である。


それが難しいとか、できないというのは、考え方が間違っている。即刻やめた方が良い。


さて、障害者から様々生きていく上での健常者との違いを知ろうとするならば、そこには、尊敬の念が生じるはずである。


そうして作り上げられたクラスメイトとの関係において、いじめなどが発生する余地はない。


いじめは上下関係を強制するものである。

上下関係のないインクルーシブ教育においていじめがあるはすがないのだ。


にもかかわらず、いじめが起きていたのであるならば、そこはインクルーシブ教育の場ではなかったということである。

 

そして、障害者より健常者の方が偉いという幻想を抱いてしまうほど、障害者に対する敬意はみじんみなかったということである。


これは、どう考えても学校の責任だろう。


障害者が認められ、尊ばれ、社会に役に立ち、仲間意識が芽生える。

その中では、健常者や障害者の区別なく、お互いを敬う関係が作られる。


本当に目指していたのはこういうものではなかったのか?


これを機に、小山田はオリンピック開会式を辞職し、責任を明確にするべきである。

そして、問題になっている学校も、インクルーシブ教育は一旦あきらめて、できれば学校も解体して、新しいインクルーシブ教育を考える、あるいはもうやめてしまう。

これが一番潔く、また社会のためになるものと思う。


障害者をいじめるなど、この時代、過去のことであっても絶対に許されてはいけないという強い姿勢で臨むべきである。

小山田を辞退させなければ、いじめの容認、障害者差別の容認をすることになり、オリンピック・パラリンピックの精神に真っ向から反対しまう。

あえて言うが、森さんの女性蔑視発言以上に悪質としかいいようがないからだ。

 

ましてや、小山田は、過去の大罪に対して何らの制裁も受けていないのであるから、被害者だけでなく、障害者、その家族、関係者、支援者、その他障害者に関わる多くの人からの批判を嫌というほど受けることが、まず必要だ。

みんなが納得する今後の方向性を示して、初めて次のステップに歩き始めることができるのではないか?


彼にとっては、オリンピックに関わらなければ、過去を蒸し返されることもなく、一生忘れていられたことだったかもしれない。

本人は「くっそ、オリンピックなんて引き受けるんじゃなかったぜ」と思っているかもしれねい。

 

でも、ここで明らかになったことは、まったく無駄ということではない。

今から嫌というほど批判されていけば、この先の人生においては、人道派のミュージシャンに生まれ変わる可能性があると思うからだ。


あ、デザイン「あ」も降板するしかないだろうね。(これは、洒落でなくて)

ソーシャルワークの何が好きか深掘りしているか【読後抽象化#12】

読んだ本:フィンランドでかなえる100の夢(ダイヤモンド社
 
■ファクト
・色
∟ベージュ
∟自然
アースカラー
∟差し色(赤、原色系)


・名前
イッタラ
マリメッコ


色の組み合わせ
∟黒×緑
∟ペールグレー
∟白×黒
∟黄色


・柄
∟ぶち


・kukkameri


・自然
∟オーロラ


・列車
∟サンタクロース・エクスプレス


・文化
∟熊
ムーミン
∟アアルト
∟ボビンレース
∟窓辺に犬のフィギュア


・教育
∟図書館に3Dプリンター
 
■抽象化
・緑が好き
・色の美的感覚の一致
・キーワード
∟ワクワク
∟旅
∟自然
 
■転用
フィンランドカラーを意識して身に付けることで、モチベーションがアップ

ソーシャルワーカーの質の高さは、経験ではなくクライアントの共感をいかに得ているかなのか【読後抽象化#11】

読んだ本:人生の勝算(幻冬社文庫)
 
■ファクト
・絆
・努力
・コンパスを持つこと
 
・共通言語
・クオリティ
・第二の自分
・他者の価値観
 
・みんなが知っているあの曲
∟気持ちが高まる
葛飾ゆずでOK、白金古い曲が良かった
・小学生のギャップ
・半年後月10万円
→すごく考え抜かれている
→試行錯誤
 
・≠モノ消費
・絆
・ママとの人間的繋がりの対価として1万円支払う
・常連客 俺だけの場所ら閉じられた場所
・余白
・仮想敵
∟ママを守れパターン
・共通言語
・中の人へ
∟自分もこのプロジェクトに参加している
→村をつくる
 
・ファンビジネス4象限
・ヒト消費、ストーリー消費
・エンターテイナー、クリエイターにとってのクオリティ≠歌のうまさ、芸術性
→狙うべき4象限はクオリティの再定義
 
・第2の自分が羞恥心や気おくれが取り払われて、応援と温かい連鎖がたくさん生まれる
・人から好かれること
∟人を好きになる天才であれ
∟宇田川さんを助けたくて仕方がなくなる
→とにかく人から好かれること。助けたくて仕方がないと思われる。
 
・自分のこと以上に周りに時間を使って、周りを強く育てる
∟チームとして最強にする
↓そのために
・毎週日曜日に日曜勉強会
→仲間を増やす、地球だって動かせる
 
・プライドはコミュニケーションの邪魔
・お客さんとコミュニケーションの接点を増やす
∟あいつバカだなと思ってくれたら成功↓つまり
・相手が求めているもの、誰の電話だったら出たいか
↓そこで
・さらけ出す。バカをやり抜く
⇩ここまでやるから
・コミュニケーションの扉が開く
→ゲームのルール(さらけ出した人にだけ扉が開く)
 
・相手の属性を知る
・相手に対して強い相続力を働かせる
・思いやり=他者の目を持つ
∟自転車墓場
・他人によってモチベーションのスイッチはそれぞれ
∟モテたい人
∟親に褒められたい人
→相手に憑依する(徹底的な相手目線)
 
・世の中の課題の多くはモチベーションで解決できる
∟成功要因は頑張る
 ∟見極め
 ∟やり抜く
・自分の琴線に触れる人の価値観
∟何が一緒か
∟何が違うか
 ∟価値観の深掘り
 
・お前がやろうとしていることは、今日が最後の日だとしてもやるべきことなぬか?
・人の根源的欲求に根ざしたサービス
∟YYライブストリーミング
∟承認欲求の充足
↓これを
・日本で自分の世界観で実現するとしたら
・ドキドキして、パソコンのキーボードを打つ手が止まらない
 
・ビジョンの共有
・一人で行ける高みには限界がある
→チームの重要性、大切に思うこと
 
・カバンの専門店
∟どぶ板営業、信頼を積み上げる
∟それでも自分でやるしかない
∟コールドトーク、立て続けに説明
・扉は開くまでしつこく叩き続ける
 
ソーシャルネットワークの次は
ライブストリーミング
∟デバイスのシフト
∟house party
 ∟リアルタイム動画を繋ぎっぱなし
  ∟閉じられた空閑
  ∟本当にそこにいるよう
 
・僕は一人ではありませんでした。
・5人の感謝できる人がいる
・タクシーの運転手さんにも平等に全身全霊目の前の人と対話する
→仲間、友人、人を好きになれ、人に感謝しろ
 
■抽象化
ソーシャルワーカー限定のコミュニティ
・クローズだから、個人性の高い情報でも安心感あり
・行政が仮想敵か?
・中の人戦略、pjtに少しずつ参加してもらう、役割を与える
→誰でも参加のできる余白を作る
 
ソーシャルワーカーの質の高さ≠経験
→クライアントの共感を得ているか(仮説)
・目指すところ
→経験=低×クライアントの共感=高
 
・無条件で人を好きになる
・チームメンバーを集める
↓次に
・チームの底上げを図る
↓この結果
・チーム力が高まっていく
 
・誰とのコミュニケーションの壁を開けて欲しいのか?
 
・君のトッププライオリティーは何?
・そこに一貫性はある?
・何を大切にするか決めている?
 
・書き込みすることでメリットを感じてもらう
∟すぐにレスが返ってくる
∟すごいと言ってもらえる


・思いを共有する
∟言葉にしてみる
∟恥ずかしがらない


・自分ができていないこと
∟そして、やりたいこと
∟抜け出せずにいること
↓つまり
・自分でやるしかない
∟孤独ではない

・一人暮らしの帰るとテレビつけっぱなしに似ている
・清掃の人に感謝する


■転用
・閉じられた俺たちの場所だけど
・ハードルは低い
・誰でも参加できる余白があって、役割が与えられてしまう
・ファシリテート
∟君の意見を聞かせて
↓この
・結果
∟質問しやすい(気軽に質問してもらう)
∟意見を述べやすい
 
・トップに立つ人は好かれないと、周りが動かない
 
・褒める。とにかく褒める
 
・全然頑張れていない
・努力が足りていない
↓つまり
・まだまだできることある
∟仲間を増やす
∟人に聞く

発信する図書館 you are artists戦略【読後抽象化#10】

読んだ本:学力世界一を支えるフィンランドの図書館(教育史料出版会


■ファクト
・弱者への徹底したサービス
∟スピーチセラピスト
∟dyslexiaサポート体制
→情報アクセスは国民の権利
 
・地域に適応
・小中学校との連携
OECD PISAで世界一
・図書館のサービス水準世界一
→不揃いの図書館たち
→国の意思を感じる
 
ユビキタス図書館を目指す
・絵画の貸し出し
∟気に入れば買うこともできる
→図書館が市民生活の一部になっている
 
・ネットを通じたレファレンスができる
∟ラジオでアーカイブを10:40から放送する
・これからの図書館はworking roomとなるべき
∟スタジオがあり、自作したものを発信できる
∟図書カードがメディアソサエティの会員証に変わってきた=カルチャーカードと呼ばれる
→「借りる」から「作り発信する」に姿を変えている
 
・作家の学校訪問
∟ルクスオミ 読解力向上
・SISU
→国の政策の実現のため図書館を戦略的に使う
 
■抽象化
・経済的に苦しくてもでもアートに触れる機会を持てる
→ストリートピアノ
→資源は「できない」、「練習したい」という思いのある人のために使うべき
 
■転用
・芸術は技術的な技巧性の高さがなければ価値がないのか?
・地域の図書館をフィンランド方式にする
・地域の図書館に収録用のスタジオを作る
→地域住民が発信する図書館 you are really wonderful artists戦略

地域課題を解決するための地域共通言語を定着させよう【読後抽象化#9】

読んだ本:ストーリーで学ぶ地域福祉(有斐閣ストゥディア)
 
■ファクト
ライシャワー事件
→1964年 精神病床 数万床→20万床
セーフティネットコア会議
・岡村重夫
・伝統的地域、都市的地域
・地域で暮らす
ノーマライゼーション
→地域包括ケア
・法制度
→誰もがホームヘルプサービスを利用できる仕組みが求められる
介護保険で有料に
⇒制度が整ってきた
・推進主体
自治体、社協、インフォーマル
・コミュニティーワーカー、コミュニティーソーシャルワーカー
・民生委員、児童委員
⇒推進団体と専門家は揃った
コミュニティーワーク、グループワーク
⇒手法
・具体的活動
→日常生活自立支援事業、成年後見制度
→貧困は他人事か
→居住の権利は認められているか
・住民の主体と財源
⇒日常の活動で課題は山積
 
■抽象化
・地域は生活の場であり、そこで暮らしたいと願う人がいて、問題が生じる場でもあり、問題を解決する場でもある
・地域福祉が熱く語られてきた
・要は地域で暮らしていけるモデルを作ろうよということ
・制度もできてきたけど、運用するのは結局人
・一言で言えば関係者が多い
→どうまとめるか
→手法、メソッドが必要
⇒どういうアプローチを取るのか
⇒これが共通言語化されないと
・各課題でコミュニティーワーク、グループワークを使ってみて、PDCAを回してみる
→つまり知恵
・そのための財源
→つまり金
・そのための住民参加
→つまり人
 
■転用
・地域コミュニティー版LSSを地域の共通言語として定着させる

【まずはここから!】社会福祉士試験を1日90分の勉強で突破する。時間がない人だからこそ受かるエコノミー一発合格勉強法(イントロダクション)

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1日90分3か月の勉強で一発合格を狙う社会福祉士試験エコノミー一発合格勉強法にようこそ!

社会福祉士になりたい。

その思い、本当に素晴らしいです。
情けは人のためならず。
世のため人のために働きたい、役に立ちたい。
そんなあなたは、自分も大切にする素晴らしい人。
そんなあなたが、最短距離で社会福祉士になれるよう応援したい。
それが、社会福祉士試験エコノミー一発合格勉強法を立ち上げようと思ったきっかけです。


社会福祉士試験って難しい?いつから勉強したらいい?どのくらい勉強したらいい?
私でも受かる?僕でも受かる?俺でも受かる?


大丈夫。


でもこれだけは知っていて欲しい。
社会福祉士試験は3日では受からない。一夜漬けでは受からない。
1日90分、3か月。これがエコノミー一発合格勉強法の結論です。


さあ、早速、勉強法の概要を見ていきましょう!

 


エコノミー一発合格勉強法の概要


エコノミー一発合格勉強法の概要を一言で言えば、

  • 遅くても11月までに試験勉強を開始し、1日90分3か月の勉強で社会福祉士試験一発合格を狙う超エコノミー学習法です。
  • 勉強の目標はたった一つ。過去問3年分を3か月で徹底マスターすること。
  • 11月から開始した場合、最初の2か月(11月、12月)で過去問3年分を3回やる。
  • 残りの1か月(1月)で解けなかった問題を徹底的につぶしていく。
  • これを超エコノミーにやり遂げる方法。

これが、社会福祉士試験エコノミー一発合格勉強法です。
以下、ポイントを挙げます。


1.勉強期間・勉強時間が明確


勉強期間が3か月、1日の勉強時間を90分、1日の勉強量を過去問22問と明確に設定。


2.勉強の目標が明確


過去3年分の過去問を徹底的にマスターすること「だけ」が目標。


3.使用するテキストが少ない


ワークブックと過去問だけ(中央法規のテキストの場合)。


4.勉強方法が明確


過去問を解き、分からなかったワードをカードに書き出し、それを潰していくだけ。


5.アウトプット重視でインプットに無駄な時間をかけない


ワークブックの読み込みはしない。ワークブックを「順にめくって」情報の場所を確認するだけ。


以上です。とっても簡単そうですよね。


そう、エコノミー一発合格勉強法は、とってもシンプルなんです。シンプルだから短時間、短期間で合格できる。


社会福祉士試験はボリュームがとてもあり、かつ幅が広い。

だから、楽して社会福祉士試験には合格できません。
だからこそ、シンプルに取り組む必要があります。
そこが、エコノミー一発合格勉強法のポイントです!


エコノミー一発合格勉強法に向いている人・向いていない人


こんなに簡単なエコノミー一発合格勉強法なら、すぐにやってみたい!と思いますよね。
でもちょっと待ってください。
この勉強は、向いている人と向いていない人がいるんです。
向いていない人がエコノミー一発合格勉強法に取り組んでも効果が出ないかもしれない。
まずは、自分が向いているかどうか確認しましょう。


向いている人


次の項目に該当している人はエコノミー一発合格勉強法に向いていると思います。

  • 社会福祉士試験に一発で合格したい人
  • 時間が限られていて無駄なことをしたくない人
  • 社会福祉士試験に早く合格して、世のため人のために仕事をしたい人
  • 1つの勉強法をやり抜ける人
  • 1日に決めた勉強時間、勉強量をやり抜く意思がある人


このブログをご覧のほとんどの方が該当しているのではないかと思いますが、いかがでしょうか?


向いていない人


逆に向いていない人は、次のような人です。

  • 社会福祉士試験に一発で合格したいという意志が弱い人
  • 時間に余裕のある人、試験勉強以外の教養的な勉強もしたい人
  • 社会福祉士試験に早く合格して、今よりももっと世のため人のために仕事をしたいとは思っていない人
  • 1つの勉強法をやり抜けない人
  • 1日に決めた勉強時間、勉強量をやり抜く意思が弱い人

意外かもしれませんが「できれば」一発で合格したい、という人は多いと思います。
なぜかといえば、仕事しながらキャリアアップのために社会福祉士試験に挑戦する人が多く、十分な試験勉強ができないからです。


「忙しい」そこはとてもよく分かります。
しかし、「できれば」と思った時点で一発合格は遠のきます。
逆に「絶対に」一発合格したいと思った瞬間に合格はすぐそばまで近づきます


理由は簡単です。
「本気かどうか」
一発合格できるかどうかを分けるのは、たったこれだけの違いだからだと思うからです。


社会福祉士試験は合格率3割の試験です。はっきり言って簡単ではありません。

本気にならなければ、この3割に入ることは、ほど遠いと思います。
しかし、本気になった人は、一気に合格に近づきます。


理由は簡単です。
社会福祉士試験の勉強は「作業だから」です。(えっと思った人、ぜひ最後まで読んでください)


だから、毎日コツコツ決めた時間、決めた量を勉強すれば確実に合格します。
一発合格の覚悟を決めた方は、ぜひ「一発合格エコノミー勉強法」で一発合格を実現してください。


社会福祉士試験エコノミー一発合格勉強法の「4つの戦略」


4つの戦略


さっそく、エコノミー一発合格勉強法の「4つの戦略」についてご説明します。
社会福祉士試験エコノミー一発合格勉強法は4つの戦略から成り立っています。

  1. 時間戦略
  2. 情報カード戦略
  3. ワークブック定着戦略
  4. 過去問徹底マスター戦略

 
まずは、ざっとでいいので、この全てに目を通すことをお勧めします。


戦略は全体で一つです。
浅い理解でも、まずは全体に目を通すことが効率的です。


各戦略にはKPI(key performance indicator)、つまり達成すべき目標、勉強の指針があります。ここを意識するかどうかは大変重要です。


理由は簡単です。
なんのためのやっているのかが分からなければ、目標を達成することは難しいからです。


過去問を解くのには理由があるんです。ワークブックを見るのには理由があるんです。
「そんなこと分かっているよ」そう思ったかもしれません。
でも、言葉で説明してくださいと言われると、なかなか説明しにくくないですか?


一度KPIを意識すると勉強効率はぐっと高まります。

ぜひ、ギアが一段上がったご自分の姿を体験してみてください。


最も重要なのは時間戦略

💡
時間戦略のKPIは、自分に残された日数と1日あたりの勉強時間を明らかにすること


4つの戦略に目を通せというが、そうは言っても本当に時間がないんだ!
そんな方は、まずは1.時間戦略に目を通してください。

時間戦略を制することがもっとも大事だからです。
そして、多くの人ができていないと思われるのも時間戦略だからです。


忙しいから、決まった時間が取れないから、仕事をしていると予期せぬことが起きるから、だから、できる範囲でやるしかないんだ!
そう思う気持ち、あるかもしれませんね。
よく分かります。


でも、だからこそ時間戦略をやるべきなんです。特に社会人の人は。
現状を明らかにすることが、一発合格への最短距離だからです。


まず最初にやるべきことは、自分に残された日数と1日あたりの勉強時間を計算することです。


重要なことは具体的に数値化することです。
具体的なやり方は、ぜひ時間戦略をご覧ください。

 

情報カードが試験勉強を「作業化」する

💡
情報カード戦略のKPIは、試験当日までに「分からないもの」をゼロにすること


試験勉強に頭の良し悪しとか、時間があるとかないとか関係ありません。
なぜなら、単なる作業だからです。


試験勉強は、覚えること、理解すること、そう思っていませんか?
違います。作業です


より正確に言うならば、覚えるとか、理解するというあやふやなものを、作業という目に見える形に落とし込むということです。
ここでは簡単に説明します。


まず、過去問を解いて、分からなかったワード(言葉)を情報カード1枚に1つのワードを書き出していきます。
毎日過去問をやるので、情報カードは毎日増えていきます


この情報カードを毎日めくって、「分かったもの」と「分からないもの」に仕分けしていきます。
試験当日までに「分からないもの」をゼロにする。これが作業の意味です。


具体的な作業方法は、ぜひ情報カード戦略をご覧ください。


ワークブック定着戦略で、知識を「面化」する

💡
ワークブック定着戦略のKPIは、ワークブックを全ページ「めくる」こと


過去問を中心にした勉強は、いわば知識を「点」で身につける勉強法です。
とても効率が良い勉強法である反面、

  • 知識が体系的に整理されない
  • 知識の漏れが生じる

という問題が生じます。


そこで、過去問を解き始めてから、次のステップで行うべきなのが、「ワークブックを端(はじ)からめくる」という作業です。


過去問に出てきた知識は「点」の情報です。つまり「ピンポイントの情報」です。
この情報がワークブックのいわば「地図」上のどこにプロットされるのかを確認するのが「ワークブックを端からめくる」という作業です。

この作業で、知識は「点」から「面」になっていきます


イメージとしては色塗りです。
地図上で、どんどん色が塗られていく、ピンポイントの情報が地図上のどこに位置付けられるのかが分かる。
そして、色が塗られていないところ、つまり情報の漏れがどこにあるのかが視覚化される。


これが、ワークブック定着戦略のポイントです。


具体的な作業方法は、ワークブック定着戦略をご覧ください。


過去徹底マスター戦略で、一気に合格ラインを達成する

💡
過去問徹底マスター戦略のKPIは、過去問3年分の全ての肢の正誤を判断できるようになること

 
過去問3年分を3回やれば合格できるのか?


答えはノーです。


過去問3年分を3回やったのは、「できない問題をあぶり出す」ためです。(えっ?何言ってるの?と思った方、ぜひ最後までお読みください)

 

数は少ないかもしれませんが、3回とも当たっていた問題もありますよね?そういう問題は、おそらく自信を持って正解できていると思います。


でも、3回やって、3回とも間違えた問題もありますよね?

3回とも間違えた問題は、全く分からなかった、あるいは、5つある肢のほとんどが分からなかった問題ではないでしょうか?


3回やって、1回以上当たった問題の中でも、3回目に間違えた問題、3回目だけ当たっていた問題などは、要注意です。


やはり、5つある肢の中に正誤が判断できないものが1つ以上あったはずです


大事なことは、「肢レベルの知識」です。


問題が解けたとか解けなかったというのはたいした問題ではないです。
全ての肢で、正しいか正しくないか判断できないといけません

 

なぜか?


5択の問題では、最後の2肢まで絞れても、正答率は50パーセントです。
社会福祉士試験の合格基準の60%には遠く及ばないからです。


この過去問の徹底マスターが合格の肝と言って過言ではありません。


具体的なやり方は、過去問徹底マスター戦略をご覧ください。


最後に


社会福祉士試験対策については、さまざまな情報が溢れていますが、本質的なKPIは実にシンプルです。
要は試験日までに試験問題が合格レベルの6割以上解けるようになれば良い訳です。


しかし、解くことについて甘く考えている人もいると思います。
つまり、確実に解けるようになるためには、5つある選択肢の「全て」について正しいか正しくないかの判断ができなければならないということです。


こう考えると、知識の正確さの到達目標がいかに高いものか理解できると思います。


この正しい理解をするだけで、合格はすぐそばまで近づきます。


理由は簡単です。
目的地がはっきりしたからです。


なんとなく過去問をやって、なんとなく当たった、間違えたとやっているうちは、5回やっても10回やっても合格にはほど遠いでしょう。


なぜなら、目的地がはっきりしないのに、闇雲に車を走らせているからです。


そして、目的地がはっきりしたならば、後はどうすれば決まった時間内、つまり試験日までに目的地に到達できるか、が重要になります。


どんなに頑張って目的地についたとしても、時間オーバーであればなんの意味もないからです。

つまり、試験日までに合格レベルに到達しなければいけないわけです。


そこで、時間戦略が重要になってきます。


目的地と時間がはっきりしたら、後はやり方だけです。
なるべく頭を使うことなく、疲れることなく、たんたんとやりたい。
そのためには、試験勉強を作業化することです。


余計なことは考えず、情報カードに分からなかった言葉を書き、めくり、試験日までに全てのカードを潰すこと。


そして、ワークブックを毎日めくって、ワークブックという地図に色を塗っていくこと。


これらができれば、確実に合格できるはずです。
 
それでは、4つの戦略で社会福祉士試験一発合格をぜひ果たしてください!