さくらのソーシャルワーク日記

社会福祉士さくらが思ったこと感じたこと

【#4 過去問徹底マスター戦略編】社会福祉士試験を1日90分の勉強で突破する。時間がない人だからこそ受かるエコノミー一発合格勉強法

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いよいよ残された時間は1か月となった(としよう)。


ここまで、時間戦略、情報カード戦略、ワークブック定着戦略の3つの戦略について述べた。 

 

 これらの3つの戦略に取り組んだ結果、合格に相当近づいたことは間違いない。

では、残された1か月で何をしたら良いか。

その答えをズバリ述べることが今回のテーマだ。

名付けて「過去問徹底マスター戦略」である。

 

 

これまでの取り組みは一言で言えば作業


ここまでの勉強方法を一言で言えば「作業」である。
とにかく、1日22問(11月から始めた場合)、1日90分過去問を解き、毎日情報カードを数枚作り、それを覚え、すき間時間でワークブックをとにかく端からめくっていく。


試験勉強とは、これを黙々とやり続けるだけである。
頭がいいとか悪いとか、時間があるとかないとかは関係ない。
単なる作業なのだ。
というか、単なる作業だと思わなければならない。


このコツコツとした積み重ねこそが、1日90分エコノミー一発合格勉強法のキモだ。


繰り返すが、これは作業であって、頭の良し悪しも何も関係がない。


黙々とただやること。
これが合格への最短距離だとブレずにやり抜けるかである。

 

ここからがいよいよ「徹底マスター」戦略の開始


以下、ここまで2か月間、黙々と過去問3年分を3回解いてきたとして、残された1か月をどう使うかが、今回のテーマ、過去問徹底マスター戦略である。


過去問徹底マスター?もう3年分を3回やったよ?と思うかもしれない。

しかし、これまでは前述した通り単なる作業である。


ここからが、エコノミー一発合格戦略のハイライト「徹底マスター」である。

 

徹底マスターの対象となる過去問の絞り込み


まずやることは、徹底マスターの対象となる問題を絞り込むことである。
絞り込み基準は、次の通りだ。


1)3回やって、正答状況はどうか。3回やったうち2回以上×なら絞込候補だ。
2)3回目は正解したが1回目2回目が×のものも絞り込み候補。
3)逆に1回目2回目が正解していても3回目が×のものも絞込み候補だ。


この3つの条件でも、かなり絞込み対象は上がってくると思うが、2回目3回目が◯だったとしても、絞込み対象に入れなければならないものがある。


それは、5肢のうち1つでも◯×をつけるときに不安があったものである。


全ての肢について、それだけを見て、確実に間違っている、正しいと判断できればオーケー。
もし、1つでも不安に思ったものがあれば、それは絞込み対象である。

 

このようにして絞込み対象にした過去問には全て付箋をつける。
結構な数になると思う。
私の場合でも、212問になった。

 

絞り込み対象の過去問を解く



そして、ここからが重要なのだが、付箋のついた問題は、試験日前日までに、確実に解けるようにしておく必要があることだ。


確実に解けるとは、5つの肢の正誤を正しく判断できるということである。

したがって、できない問題は、通しで数えると、4回5回6回7回と増えていくことになる。


私もどうしても最後の最後まで不安の残る問題は9回解いた。


このように、過去問をただ3回繰り返すのではなく、確実性を持って解けない問題を、100パーセントの精度で解けるところにまで持っていく。

これが、過去問徹底マスター戦略の本質である。

 

4年前5年前の過去問を使ったなんちゃって模試


そして、この締めくくりと言って良いと思うが、まだ本戦略では解いたことのない問題が存在する。


それは、過去4年前、5年前の過去問である。
本戦略は過去問3年間分を3回解くことが戦略の中核であり、4年前から5年前のものまで手が回っていない。


この手が回っていない、4年前5年前の問題を使って、本番さながらの「自宅でなんちゃって模試」を行うのが、過去問徹底マスター戦略の締めくくりとなる。

 

本番と全く同じ体験をする


重要なことは、本番と同じ時間帯で解くこと、同じ回答用紙を用意すること、本番さながら、氏名や受験番号も書くこと。
などなど、本番を想定してなるべく本番と同じことを行うことが重要だ。


もちろん専門学校などの模試を受けても良いのかもしれないが、会場までの移動時間もかかるし、何より模試の精度による。
精度とは本番で出るかどうかではない。試験委員が作成するレベルの問題が模試で提供されるのかということである。


単なる試験慣れしたいということであれば良いかもしれないが、そうでなければ、実際に本番で出題された過去問でのなんちゃって模試の方が、本番対策ということではメリットが大きいように思う。


もちろん、時間戦略編でも述べた通り、4年前5年前となると制度が変わってしまっている場合もあり、今の知識では正答を導けない場合もある。


しかし、それを考えても、やはり過去に本番で出題された過去問を、本番さながらに解くという経験は、本番で非常に自信になると思う。

 

なんちゃって模試の目的は本番慣れ


さて、4年前5年前の問題を解くにあたり留意すべきことがある。
問題集によっては、正答のみしか掲載されておらず、解説がない可能性があることである。


私が使っていた中央法規の過去問集は、5年分の過去問が掲載3年分の過去問には肢ごとの詳細→解説があった。
しかし、4年前5年前のものについては、正答の肢番号しか掲載されていなかった。


なんちゃって模試の目的は、本番慣れすることが第一であるので、詳細な解説は不要と思う。
重要なことは、本番とできるだけ同じ時間帯で問題を解き、本番での時間配分や実際の疲労感(集中して問題を解くので結構疲れる)などを「体験してみること」である。
また、答え合わせをして、どのくらい点数が取れそうかというところも確認したいポイントである。
ただし、もしの結果については留意して欲しいことがある。
ここで8割取れたから、あるいは6割取れなかったとしても、あくまでもこれは模試であり、現時点での力試しに過ぎない。
したがって、結果の良し悪しで一喜一憂すべきでないと心得るべきだ。

 

なんちゃって模試の解説の読み込みは最低限で良い


さて、詳細な解説は不要と言ったが、少なくとも、なぜその肢(正解の肢)が正解だったのか、そして自分が選んだ肢が(間違いだったとしたら)なぜ間違いだったのかは確認したい。


そこで役に立つのが、インターネットである。
インターネット上では、ありがたいとことに過去問の解説を掲載しているサイトがある。


私が見ていたのは、

で、とても分かりやすいというか、親しみを感じる文章なのだが、残念ながら、最近の過去問の解説はない。


各自、好みのものを探してみるのが良いと思う。

 

過去問徹底マスターこそが合格への最短切符


過去問を徹底的にマスターすることが、最も効率の良い合格法だと考えている。
ぜひ、過去問徹底マスター戦略で、エコノミー一発合格を実現してほしい。